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大学入試の小論文の採点基準は?点数UPのコツとおすすめの参考書は?

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大学入試で小論文を課す大学はとても多いですよね。

しかし、高校生にとって小論文はおろか、文章を書く機会はそんなにないのではないでしょうか?

今回は元講師が教える大学入試のあまり知られていない小論文の採点基準と点数が採れる書き方のコツ及びおすすめの参考書をご紹介します。

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大学入試で小論文の採点基準は?

まずは、小学校や中学校で書いてきた小論文との違いを意識しましょう。

作文は経験や体験から自分の考え、意見を述べる文章です。

小論文は理論に基づいた自分の主張を論理的に述べる文章です。

小論文の場合、誰もが納得するような論理的な文章である必要があります。

小論文は、採点基準がよく分からないから勉強する気が出ないという声をよく聞きます。

しかし、公表する大学が少ないだけで採点基準は存在しています。

まずは小論文の採点基準を頭に入れてから勉強を始めましょう。

最初に例として、ある大学の採点基準をお伝えします。

100点満点での採点です。

「タイトルの正確さ」が16点、「内容の独創性」が28点、「論旨(段落構成)の明確さ」が28点、「文章表現」が16点、「漢字、仮名づかい」が12点です。

また、字数に関する減点があります。

95パーセント以上は減点なし、90パーセント以上は6点減点、89パーセント以下は9〜15点減点です。

この採点基準は、そんなに珍しいものではありません。

但し「タイトルの正確さ」に16点という配分は少し大きめかもしれません。

通常、採点は減点法で行われます。

減点法の場合、内容・表現について直すべき箇所が出てくるたびに減点していきます。

評価基準の一例をご紹介します。

<内容部分の評価基準>

①正しく的確に課題を理解し、テーマに沿っているか

②自分の主張がはっきりと述べられているか

③意見への説明が論理的に客観的に書けているか

④説得力があるか

⑤発想・着想に独自性があるのか

⑥論旨が整ってるか

<表現部分の評価基準>

①文字数は規定通りか

②丁寧な文字で書いてあるか

③常態(「だ・ある」)で統一されているか

④主語・述語の関係は正しく書けているか

小論文を書く受験生にとって一番心配なのは、「公平に採点してもらえるか」ということではないでしょうか?

各大学では1枚の答案を3〜4人の教員で評価して、不公平が起きない配慮をしています。

大学入試の小論文で点数が採れる書き方のコツは?

大学入試の小論文で点数が採れる書き方のコツとは何なのでしょうか?

先ほどの採点基準を見てもわかるように、大学入試の小論文では人と違った文章を書くというより、減点されない書き方をすることが大切です。

そのためには「型」を決めてしまい、それを活用して文章を仕上げていくのが良い方法だと思います。

以下に、書きやすい小論文の「型」を紹介します。

1、問題提起 

テーマに対して「〜だろうか」という文を作ります。

課題文、グラフ、図表などを正確に読み取り、自分なりに疑問を呈することが大切です。

グラフや図表がある場合は、事実だけを読み取るようにして、そこに自分の意見を混ぜないように気をつけましょう。

2、反対意見への理解を示す

「確かに〜かもしれない」という文を使って、自分とは違う意見への理解を示す文章を作ります。

3、自分の意見を提示する

ここでやっと自分の意見を述べます。

「(反対意見に対して)しかし、私は〜」という形を使うと書きやすいです。

4、理由説明

「なぜなら〜だからだ」という文を使って、自分の意見の理由を書いていきます。

5、結論

「だから私は〜と考える」と結論を書きます。

この5つの「型」を骨組みにしながら、自分の体験談などで肉付けしていくと、しっかりとした小論文が簡単に完成します。

小論文が減点されないためには、基本的なところでミスをしないことが大切です。

「文字数が多すぎたり、足りなかったりしないか」は意外と大きなポイントとなります。

きちんと書けていても文字数が足りないことで減点されてはもったいないです。

また漢字のミス、原稿用紙の使い方の間違い、長すぎる文での減点なども多いそうです。

独創性や個性は最終段階です。

もちろんあるに越したことはありませんが、その前に小論文の説得力や文の表現が優先されるのを忘れないようにしましょう。

小論文の学習のコツは、何度も人から添削をしてもらうことです。

課題文は同じもので何度も書き直した方が文章を書く力が上がるのでおすすめです。

10〜20個くらいの完成答案を作ることができたら、安心して本番を迎えることができるでしょう。

大学入試の小論文でおすすめの参考書は?

大学入試の小論文に関する本はたくさん販売されています。

本屋に行っても多すぎてどれを選んで良いのかわからないという人もいると思います。

そこで、大学入試の小論文でおすすめの参考書を4つ紹介したいと思います。

(1)「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」

 小論文の基礎がわかりやすく書かれています。

 中堅私大や推薦を受ける人にぴったりの本です。 

 受かる答案と落ちる答案が具体的に示されているところに人気があります。

 基本的な小論文の知識はこの1冊でも身につくはずです。

 文章を書くことに抵抗がある人には1度読んでほしい本です。

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(2)「樋口祐一の小論文トレーニングー書かずに解ける新方式でいつでもどこでもパワーアップ」
 
 この本の筆者、樋口さんはとても有名で、ほとんどの受験生が「樋口式」で小論文を書いていると言われるほどです。

 すぐに活用できるノウハウが多く、初めて小論文を書く人もこの本を抑えれば、合格点を取るためのポイントは全て抑えることができます。

 樋口さんの本は、多数出版されており、他の本も人気があります。

(3)「考える力がつく「論文」の書き方」

 著者小阪修平さんは評論家として有名ですが、予備校講師もしていました。

 この本は、予備校での授業経験をもとに書かれています。

 学生が書いた論文を題材にして、問題点とその問題点克服のためのアドバイスが書かれています。

 自分の考えを述べるのが苦手な人やうわべだけを書きがちな方に是非読んでほしいです。

(4)「小論文を学ぶ 知の構築のために」

 この本は、難関大学を目指す受験生に評価の高い本です。

 テクニック的なことは書かれていませんが小論文の本質に迫る内容が多く書かれています。

 この本を読むことによって、新たな知識、別の角度からの物の見方を身につけられるはずです。

 哲学的、思想的感じもあるので、普段本を読み慣れていない人には読むのが辛い本かもしれません。

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 これらの本で、小論文の書き方を学んだら、小論文を実際に書く練習と並行して、社会に対する基礎的な教養を身につけていくことが大切です。

 その際は、「文藝春秋の論点100」や「大学受験に強くなる教養講座」などを読むことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?元講師が教える小論文についてのアドバイスは説得力がありますね。

受験生は上記の内容を参考にしていただき、小論文試験の合格点を目指しましょう!

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